南ア：性別疑惑の世界陸上優勝者が帰国 国内は検査に反発

今朝のワイドショーでも久し振りの話題になっていた。

私的に”グレイ”な問題で解決不可能なんじゃないか？と思う。
見逃せる事ではないが・・・

「彼女は小さい頃から女の子として育ってきたのだから、女子として参加するのは当たり前」
というのも分からないではないが、
「あれって、ホンマに女なんか？」
という意見も分かる。私も最初は「？」と思った内の一人である・・・

でも、疑っていたらキリがない。
そう言う女の子もいるのだから。私も声、低いし。単なる酒ヤケだけど・・・（汗）

イギリス新聞社デイリー・テレグラフが「セメンヤ選手の体から男性ホルモンの一種、テストステロンが一般女性の3倍も検出された」と伝えた。
だが、一方では「テストステロンの基準値を超えた原因に、ドーピングのような薬を服用していたか、或いは、マレに遺伝子の異常があってテストステロンの値が高くなる病気（アンドロゲン不全症等）の可能性もゼロではない」とも言われている。
（セメンヤ選手のコーチについて、過去、旧東ドイツの女子選手に男性ホルモンを大量投与し、その結果、女子選手が男性化し、性転換手術をしなければならなくなった。と、デイリー・テレグラフでも報じられているという）

病気か故意か？

あるブログで「ただ、一旦そう言う疑いが発生したら、あれこれ言い出しても決着なんかつかない。１８歳の彼女にとってはツライ事だとしても、検査でも何でも受けて、キッパリとさせておいた方が良いとは思います」
という意見もあったが、それ（検査する事）自体が”差別”だ！という非難の声がある。
国民性や個人の思いはそれぞれである。両者の気持ちが分かるだけになんとも言えないわな。

ただ、レースで二位以下になった方々の気持ちにも影響はするだろうな・・・
（もし、もし、一位の子が男性の身体であったとしたら・・・）あんなん勝てる訳ない。これまで頑張ってきたカイないやん。
そんな気持ちは心のどこかにあるだろうな。（そう思ってしまう私は小さい人間か・・・）

差別。
とは別に、不公平。という言葉がある。
今回のコレだけじゃなく、今後色んな面において物議をかもしそう。
人間ってメンドクサイ生き物だ・・・
”仕方ない事”ではあるが・・・