会社の近所に大きな本屋さんがあるもんで。
今ハマっている某少女漫画の新刊を求めて、帰りに寄ってみた。

書店に着き、ドキドキしながらそのコーナーへ直行。
「おおっ!」
一押しコーナーに高くつまれた本達。その光景たるや・・・。
感動して、思わず声を漏らしてしまった。

本を手に、早速レジへ・・・向かったはいいが、タイミング悪しでレジは凄く混んでいた。
(と言っても4・5人の列だったか。でも、いらちな私にとっては物凄く混んでいると思った)
で・・・
並んでいる時間が勿体無いと、何気に店内をブラブラすることに。

「・・・・・っ!?」
BLコーナーに男子の姿がっ・・・・。思わず二度見してしまった。
しかも3人。

こ・・・これが世に言う”腐男子”なるものか!!
いやいや、待て待て、もしかして罰ゲーム?
しかし、本を選んでいる眼差しは真剣そのものだぞ?
ちょっ・・・・、紛れてみてしまおうか・・・・

近くで拝見したく、ドキドキしながら男子三人のセンターへうまいこと潜り込み、様子を伺うことにした。(変態か、私は)

何をするでもなく、その位置で少し興奮すること数分。
その子らは全くの他人らしくて、各々気に入った本を手にレジへ一人、また一人と消え去って行ってしまった。
後に残された私は・・・・
ついつい触発され、1冊購入してしまったわけだが(笑)
本物を間近で見たのは人生初のことだったもんで、なんとなく・・・・

また一つ大人になったな・・・・

そんな感じがした。
お粗末さまでした。

姫路城2

2009年10月19日 趣味
姫路城2
姫路城2
姫路城2
他にも見所があった。

石垣、瓦、鯱、門・・・・

石垣は何といっても、あの美しい反り具合。
私の中でナンバー1はやはり熊本城。そして続くは丸亀城。う~ん・・・次ぎに姫路城か・・・
悩ましい所ではあるが、なんせ美しい反りであった。絶賛。

流石に城主が転々としているだけあって、瓦に記された家紋もとりどりであった。
お城の一角に”十字紋の鬼瓦”があった。切支丹の名残か?魔よけの一種か?・・・定かではないそうだ。
定かじゃないところが、また面白い。追求したい一品だと思った。

通常では”シャチホコ”なるもの。
説明書きには”鯱(しゃち)”とあった。
その説明書きは天守の最上階にあって、それに出会うまで「なんか・・・あのシャチホコ変。怖い。虫みたい」と、得にシャシホコの後姿に私は違和な感じがしていた。
大天守に11尾ものっかっているらしい、この鯱は魔除けの為のものらしい。
「ああ、魔除け、シャチね。納得。どうりで怖いデザインに・・・んっ?!」
次ぎの説明書きでちょっと笑っててしまった。
英訳に → SHACHI:Dolphin
「これがリアル・イルカなのか・・・と」

迷路。しかも、危険な門。
進入した敵兵はこんなんで天守内部に進むことができるのか?
と思う程に凄い思考の造りであった。
(実際、この城にての戦闘はなかったという。めでたし、めでたし)
小さい門を潜ると急な登り階段があり、クの字に曲がった進路を進むと辿り着いた頭上に城を守る兵に囲まれ、ボコに・・・
という構造だ。
それだけの知恵がなければ生き残ることのできない時代。
ゴッコとは違うのだ。

平和な日々に感謝せんと。そう思った。

戊辰戦争、太平洋戦争。そして城の競売、廃棄。
姫路市の人達やそれに関わる人達により、様々な危機苦難を乗り越えてきた城と思えば、本当にありがたい気持ちになった。
時代に沿って新しいモノができる事は嬉しい事でもあるけれど、昔ながらのエエモンがなくなってしまうのは本当に悲しい事だと思う。ベタな感想だけれど。

温故知新という。
平和ボケしないよう、日々を大切に生きたいと思った。


なんか・・・
私らしくないな。
まだ感動しているのか?それとも酒のせいか。
いや、酒のせいだなこりゃ・・・

姫路城1

2009年10月19日 趣味
姫路城1
姫路城1
姫路城1
なんせ、ご老体ゆえ今頃になっての日記。

10月17日、土曜日は快晴だった。
人も少なくお気軽に城探索できた。

城内・外のスケールに興奮する中、「へぇ~」と人間味が感じられる一面があった。
西の丸、千姫の化粧櫓にて。
千姫と勝姫(?)のオブジェが再現された一角があった。その説明書きに「煙草盤があったことから、千姫は煙草を嗜んでいたことが分かる」とあった。
”煙草”なるものに関して、当時は現在のような価値観はなかったと思うが、「ちょい悪な千姫」の一面を見た感がした。(あくまでも現代人の感覚ではあるが・・・)

そして、最終メインスポット。
播州更屋敷で有名な”お菊井”も勿論見た。

説明書きのママを言うと・・・
「1500年頃、城主:小寺則職の執権:青山鉄山が主家横領を企てているのを、忠臣:衣笠元信の許婚のお菊がそれを探知し、夫:元信に知らせて城主を救う。
が、青山鉄山一味は城主:則職を追放し、一時、主家を横領する。
お菊を恋慕していた町坪弾四郎という男が、その饗宴の際に家法である十枚揃い皿の内一枚を隠し、お菊を責め殺し、井戸に投げ込んだ。
その後、毎夜毎夜この井戸から皿を数えるお菊の声が聞こえた。
やがて、元信らが、鉄山一味を滅し、お菊は「於菊大明神」として十二所神社の境内に祀られた」

投げ入られた小銭が井戸の底にあった。
大きな井戸だった。
小さい頃から良く知っている怪談だったから現物(井戸)をいざ目の前にすると、なんとなく感慨深いものがあった。


最後まで迷路ちっくな所であった。
小さな門を越えて急な石段を降り立つと、いきなり城の入り口に辿り着いた。
「あーーっ!ここかぁっ!!」
と思わず口にしてしまう程、方向感覚を奪われる迷路だった。
というか、私が方向音痴なだけなのかもしれないが・・・(旦那は「そやで?」と平生でいた)

そろそろ太陽は夕日に変わろうとしていた。
もう一周したいと思ったけれど、興奮したまま終わる方がいいかも・・・・と、城を後にした。
任務(リベンジ)終了
姫路城完了。

工事着手が先週あたりに始まったから心配していたが、いやはや何のその。
キレイなもんや。全然OKだった。

まずは西の丸。
「どんだけ部屋あるねん」を何遍クチにしたことか・・・。
各部屋、小さい部屋で窓一つ付き4畳くらいか?大きい部屋で窓二つ&収納一つ付き8畳
くらいか?
恐らく、身分が高かった女性の部屋には階段があって、(多分)ロフトも付いていたと思われる。
窓から外を見た。庭が静かだった。
・・・そして、ここで妄想タイム。
お庭でどっかの男子とアイビキしたとしても丸見え・・・。”家政婦は見た!”やないけど、あくる日は西の丸内にて、「どこぞの誰ちゃんがどこぞの殿方とぉ~・・・」・・・噂がたったりしちゃってたんやろうなぁ・・・
とかなんとか。

とにかく一歩一歩進むだけでも興奮。感動を超えて興奮していた。

世界遺産をなめきっていた。
美しいから世界遺産。ではないという事が分かった。一番思ったのが、床。
お城には靴を脱いで、おじゃました。
年季が違う。
床のスレ・磨かれ具合・・・。最上の年季やった。

そう言えば、建物と人の素直さを感じた箇所があった。
お城の床は、足袋&靴下等の摩擦で”スベスベ”していたが、あまり人が行き来しない所は、床がちょっと”ベタベタ”していた。そんな分かり易い結果に、なんて素直なんだ!と、ちょっと笑ってしまった。

やっぱり残念だったのが、落書き。
中には落書きってもんじゃなく、白壁に名前が彫ってあったり・・・”池田”とか。
お城の管理の人がそれを消す為に壁をヤスリで消そうと、努力した跡もあったけれど、それでも消えないモノもあった。”池田”とか。(←落書きの恨みは怖いで~)

そりゃそうだわな・・・
超有名、尚且つ、ホボ当時の形で残されているお城にしては珍しく、お城の中はホボ撮影OK(極極一部、禁止のトコはあった)で、お城の全てが開放されている。
にも関わらず、しょーもない事をしてくれる。
落書き。
所有者の心意気を、なし崩しにしているようなもんだ。

まぁ・・・
人間には「悪い事はしないでね」と注意するより、「アカン」と寄せ付けない方が良い。それが大切なモノを守れる手段であって。
悪い事をした人間が「もう悪い事しないから」と後にそんな許しを請うても後の祭りであって。
なんか切ない感じがした。


入城当日は思ったより人が少なくて、十分満喫した。
「時間ないねん!はようっ!先行くでっ!!」と、旦那に怒られながらも、果敢にあっちゃこっちゃ満喫したった。
気が付いたら4時間もの時間が過ぎていた。

そして、気が付いたら日記も長々になってしもた・・・
感想は次ぎに書くとしよう・・・

明日、とうとう来たリベンジの日。

「姫路城攻略」

攻略・・・とゆうても観光に行くだけだが、いやはや・なんのその。
人気スポット唯一のネック → 人が多い

9月のシルバーでは、入城人が多過ぎて”入城制限”まで飛び出し、あえなく(入城を)諦めた。
先週の3連休では、なんせ”連休”という事もあり、あのトラウマがあってか?行かない方がイイ。と断念した。

さてはて・・・
明日はどうなることやら・・・

しかし、もう、後がない。
平成の大工事はスデに始まっているし(どの程度、足組み&ビニールシートで覆われているかが心配)、来年の4月より、西の丸の一部・・・と言わず大部分が入場禁止になってしまうし・・・(←何回言うねん・・・私)

験担げるだろうか?今日だけは酒を少々に控える予定でいる。

待っていてくれ・・・姫路よ・・・(喝)

近所なだけに・・

2009年10月13日 趣味
近所なだけに・・
近所なだけに・・
行ってきた。古戦場。

シルバー終わって、一息つき。あっちゅー間にまた連休。
いちゃもん付けるわけじゃないけれど、10日じゃない体育の日って一体・・・
でも、それは古い人(私)の考えなのか?
あ、この日は目の日でもあったな。
10・10、で面白い日やな。って思ってたけれどな。
記念日の意味あれへんがな・・・あー、メンドくさ・・・。

それはさて置いても、ええ位の話してもうた。反省。

連休は体調を崩した事もあり、家に篭りっきりであった。
だもんで、「せめて」と思い、行ってきた。

チャリンコで行けば20分もかからない所。だから敢えて歩いて行った。
最近、筋力低下も甚だしい私が果たしてたどり着けるのか?と不安に思ったが、案外フットワークは軽かった。
まだまだ現役やな、私。

行ったのは大坂冬の陣で激戦地になった、”鴫野(しぎの)”という地。
徳川軍の上杉景勝(&直江兼続)と佐竹義宣
※正確には、佐竹軍は今福という地に布陣していた※
            VS
豊臣軍の後藤又兵衛や木村重成
達が、頑張った地。

噂どおりの閑散極まりない土地であったが、それなりにユッタリできて良かったと思う。
そして、ベタやけど写真も二枚撮ったから日記におさめておくことにしよう。

途中、遠くの方から鐘の音と、太く勢いのある掛け声が聞こえてきた。
だんじりだ。
本番は今月の下旬にあるみたいだが、雰囲気がサナガラで、ワクワクした。
地車(だんじり)を携帯で撮影したかったけれど、強面のおニイさん&おネイさんのオーラがそうさせてくれず、断念した。

まぁ、でも、「もう、こんな季節なんやぁ・・・アハハ」。と、季節感を満喫できた一日であった。
アカンな。
もう、そんなに若くはないのだから。
気が付いたらウォッカ一本空いてた・・・のはサスガに自分でも引いてしまう。

ん・・・・
んんん・・ん・・・

ま、いいか。

日本情勢の詳しい事についてはどうか分からないけれど、
相変わらず、私の周りは穏やかに動いているみたいだ。

そう・・・焦ることはないのかな・・・。

今日は(酒)やめてオトナシク寝てしまおう。さて・・・、日が昇り、日中、何しようか・・・
選択の余地ない パート2
因みに、何故?城に入場制限がかかってしまうのか?
というと。

落書きが多いから。

ここで色々言いたい事はあるけれど、どうにかなる訳じゃないからやめておこう。
でもこれだけは言いたい。悲しい理由・結果だ。

嗚呼・・・酒が進む・・・
夕刊を見て、かなりショッキングな事を知った。

”9日より、平成の大修理始まる in姫路城”
「っ!!??」
なんたる事だ・・・。

姫路城はシルバーウィークの観光メインにしていたが、あまりにも入城客が多く(入城制限までかかった。という人気っぷり)、旦那のイライラ度がマックスになる前に「諦めよっか」となった幻のスポットである。

さて・・・
どうしたものか・・・

新聞によると、来春には工事の為にカバーでスッポリ覆われることになる。との事。
冗談じゃない。
皆さんは覚えているだろうかっ??!!(←誰?)
2010年4月より、姫路城西ノ丸の百聞廊下28箇所のうち、25箇所は入場禁止になる。

選択の余地、あれへんがな。
明日にでも赴きたいところではあるが・・・連休に入るし、また人が多いんだろうなぁ。や、いきなり旦那に「姫路行くっ」ってゆうても説得力もないし。や、そんなに急がんでも工事は始まったばかりやし・・・
諸々。

「はぁぁぁ・・・・」

ため息と共に酒は進む。(←なんか分からんまま、完)
趣味ではないけれど、一時期はまっていること。

ヤフー検定の作成が面白いと思っている。
大幅、歴史検定の事で問題作成をしながら自分も勉強しているという感じだ。
作成途中のワクワク感、作り終えた満足感、そして、、後日、問題に関してのコメントをいただけるという感動。

なかなか上々だ。ウホホ。

私が歴史、、得に戦国時代にはまった訳、わ・・・・(あれれ?以前も書いたかな?ま、いいや)
大河ドラマ”春日局”である。

じいちゃんがビデオテープに全58(57?6?)話を撮っていて、それを何気に見たのがキッカケ。
物語の始めが、”本能寺の変”関連だった。
物語は明智さん側だった。

小学生自分な割りに感動したのと、気持ち全部が持っていかれる感がした。
”持っていかれる=改変”

歴史の授業にて、明智光秀本能寺襲撃!!!!を学んだ私は、私の中の英雄”織田信長”を死に追いやった張本人!!光秀嫌い~
な人だった。
でも、いざ、明智光秀さん側の視点で物事を見てみると・・・・

人には人の理由があるものだ。

と思った。
戦いを容認する訳じゃないし、あらゆる”変”や”合戦”を評価する訳でもない。
ただ、仕方なかったのかな・・・
そう思うと、今の日本を創った人達の事が知りたくて仕方なくなった。

という次第だ。

んで、人には人の理由がある、今もそうだ。
会社やプライベートなどで、ヤなヤツは必ず存在する。でも、自分がそう思う人物でも何かしらエエとこはあるんじゃないか?

だから私は人を100%嫌いになる前に何らかの面を探そうと思っている。

人には人の理由がある。
それを信じている。
今日9月15日は関ヶ原の合戦という事で、前日よりソワソワしていた。
何でか?っちゅーと、旦那に内緒で一人で日帰り旅行を計画していたからだ。

プーな私。
今年しかない!

と思い、”電車乗って、関ヶ原を訪れ、なんやかんやしてフツーに帰って来る”計画をお気軽に実行しようと思いたったわけだ。

ま、人間心の持ち様やね。
昨日はかなり舞い上がり、前日祭ぢゃ!という事で、かなりのアルコールが注入された模様。
朝を迎え、MAX二日酔い状態だという事が判明した。
なんらかの物体が口から発射される5秒前。(寸止めしたけれど・・・)
今朝、旦那の弁当作成時が最もピーク極まりなく、かなりの手抜き弁当になってしまったが、まぁ・・・たまにはこんなんもアリやろ?と、心の中で一人納得していた。

勿論、計画は台無し。
リビングを一歩も出る事なく、しかも昼寝撲滅キャンペーンもどこえやら・・・。
今日、この日、ほぼ睡眠で費やしてしまった。
なんとも・・・情けなや・・・。

古戦場を訪れるのは好きだ。
でも趣味ではないから、まぁ、ショックの度合いは・・・ソコソコかな?
でもでも・・・自業自得な結果に陥ってしまった度合いが激しくショッキングかなぁ。

来年もまたトライしよ・・・
時間あったらやけどな・・・・