フト、思った。
それなりに歳は取れているのかも・・・。と。

我慢する事。
人の気持ちが(大よそ)分かるようになってきた事。
八方美人に磨きがかかった事。(苦笑)
苦瓜が食べられるようになった事。
等など・・・

そしてある方のブログを見てより、思った。
それなりの歳は取れたのかも・・・。と。

幼い頃に見(観)たり聞(聴)いたりした作品の意味が少しづつ分かり始めた事。

大昔、初めて耳にしたソノ曲は「メロディが良い」と気に入り、以後、時々思い出していた。
幾度か口ずさむ毎に、ソノ曲を分析(?)していたのだろうか?
「歌詞が良い」といつの間にか思うようになっていた。

曲ばかりでなく。
小説では”漱石の『こころ』”
絵本では”佐野洋子さんの『百万回生きたネコ 』”

何が「良い」のか?に関して、昔よりはマシな解釈はできているのかな。と思う。
でも、
人の思いで創った作品についての解釈は人それぞれだから、他人の解説に正解はないと思っている。
私の解釈が間違っているかもしれない。
分かる歳になったのかも?に関しては”「いや、しかし」”である。

私はまだまだ発展途上なのだ・・・

コメント

るなこ
2009年12月5日15:32

おふくさん、こんにちはです☆
年を重ねるって決して悪い事ばかりじゃないなあって、私もこの頃よく思います。
もっと若くてトゲってる頃には色んな事にプリプリしてたけど、それなりに歳を取ってくると、
怒る事ではなかったり、怒る程の事でもなかったり、とか。
好きな歌や小説も、久しぶりに触れてみると、また違った解釈できたりとか、ありますよね〜。
体力的にはどんどんキツくなっていったりもするけど、これからまだまだ違った形の楽しい事や発見、
あるかもですよね☆
漱石の「こころ」、デスノの作家さんの表紙につられて(笑)この間買ってきたので、
私も読みかえしてみようと思ってます。

おふく
2009年12月6日20:20

こんばんわです。るなこさん。

同感です。
若い頃、年上の方より聞いた事。例えば「お酒も30(歳)過ぎてからドンドン弱くなっていくものよ~」とか「このシンプルさ。いずれ分かるわよぉ」とか・・・
恋愛に関してもそうだったなぁ・・・

・・・・あ、余計な思い出を語り始めるところでした。

でも、若い頃を振り返るのもいいけれど、これから出会う人や作品や・・・・
それが待ち受けていると思えばなんだか楽しく思えますね。

「こころ」。
は、何回読み返しても色んな事を考えさせてくれる作品だと思います。
ある人がゆうてました。「漱石が何を伝えたかったのか?それは”答え”というのはなく、”考えてみなさい”という事だ(と思う)」と。
漱石らしからぬ作品だと思う一面もあるけれど、”あなたならどうしますか?”という漱石のメッセージを含む作品に対し、さらに更に歳を重ねるごとに再読していきたいと思います。

是非、堪能くださいです。

おふく
2009年12月6日20:50

るなこさんへの追伸

”つられ”バージョンで、太宰の『人間失格』を購入しちゃいました(笑)