言葉

2010年6月11日 思うに・・
『日本語・日めくり』という記事がある。
今朝の朝刊のお題は『瞳(ひとみ・ドウ)』。誰もが分かっていそうなワードであったが、「ふぅ~ん」と思うところがあった。


目の玉の黒い部分。光を目の中に入れるための穴(孔)で、瞳孔ともいう。
「恋する瞳」「つぶらな瞳」などは瞳孔というよりは、目そのものや眼差しを美しく表現したものだろう。
「瞳を閉じて」と歌う名曲もある。
閉じるのは瞳ではなく、まぶたである・・・と言ったら、へりくつだと叱られてしまうだろうか。

そうだな。
へりくつもいいところ。しかし、いいところをつくな・・・(笑)そう感心した。
「瞳を閉じて」は短縮形で、それを分解すると「まぶたに閉じられた瞳」と表現したらいいだろうか?
・・・回りくどくて変だろうけど。

「国民が聞く耳を持たなくなった」・・・そんな言葉を思いだした。
それも短縮形であって欲しい。
分解すると「国民が聞こうと耳を傾けているのに、私の失言や迷言によってその気持ちを失わせてしまった」・・・?????
・・・苦しいか。

ともかく、言葉というのは難しい。
そう思った次第。

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