せみ

2010年7月24日 季節
せみ
毎日うっさい日が続く。
あの鳴き声を聞いただけで、体感温度が更にアップするような感じがする。
夏はいつまで続くのやら・・・・

昨日深夜、家の玄関前にて”せみ”を見つけた。
羽化の真っ最中であった。
普通は木の枝にしがみついて羽化するという姿を想像するが、その”せみ”は地面で微妙にもがいていた。

「大丈夫かいな?」と思いながら部屋に入った。

朝、気になって外を見てみると、昨夜のままの姿だった。
手助けしてやればよかったのか?
でも、せみの羽化なんてそんなん知らんし・・・

見殺しか・・・。
罪悪感を持った。


せみは、
幼虫期を3~17年を土の中で過ごす。
成虫期は1~2週間と短い命だという。

夏休みに入り、近所の子供達がアミを持った姿を見る。
「ジーッ!!ジーッ!!」という鳴き声を聞くと、「あ、捕まってしまったか・・・」と複雑な気持ちになる。
捕まえるのがいけない事・・・という訳ではないのだが・・・。

自然に生きるものの儚さを知った。

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