３連休×２と土日　「４月３０日編」

和歌山城に行ってきた。

スケジュールとしては、
一、日本三代水攻めなお城「太田城址」
二、徳川御三家なお城「和歌山城」
三、女の子の神社「加太淡嶋神社」　。

二日酔いな私は例の如く助手席で何かと戦っていた。
なんだろう、このスムーズさは・・・・
という程に道路が空いていたため、予定より少し早めに到着。
なので、私のリクエストで本屋に寄ることにした。

「時間やで」
という旦那の言葉にブーブー文句を言いながら本屋を後にし、片道約６ｋｍ歩きの旅開始とあいなった。

とにかく風が強かったのが、一番の感想。
日差しが強かったが風の清清しさに助けられた。だから歩けたのかも。

そうそう、
途中、井出商店というラーメン屋を発見した。
結婚する前の話し。
１０数年前のことだ。
私が「じゃあ、今から和歌山の井出商店に行こう」と昼前に言ったがために、大阪から和歌山までひとっ走りするハメになった彼（旦那）。
それだけでも申し訳ないのに、
店の前で６時間位並び、ようやくありつけた昼ごはん・・・は、昼晩兼用ご飯となってしまった。

苦い思い出だ。
味はもう忘れてしまったけれど、あの頃は並ぶという行為を嫌う旦那も文句言わずに並んでくれてたな・・・・。
今ではそんなもの「とんでもございません」的な話だけど。
少し笑ってしまった。
（歩いている横でそれを旦那に話しすると「並ぶ？ありえへん」と、ふんっと鼻をならしていた）

で、お城を充分堪能した後、そこから車で移動し、海沿いにある「加太淡嶋神社」に到着した。
「うぉっ・・・・・」
が、感想。
圧巻とはこのことを言うのだろう。言葉を忘れてしまう程の様相というか、雰囲気というか・・・。

ここに来て、ここに来る意味を知って、今回のスケジュールを組んでくれた旦那に感謝せずにはいられなかった。
ここは子宝のご利益もあるという。

何でもいいから「ありがとう」という思いを旦那に伝えたかったけれど、何故か表現できず。

お互い、”しんみり”ということに対して免疫がないから、いつも改まった行動・表現ができないのが玉に瑕だと常々思っている。
が、
それはそれでいいんだろう。

帰りの運転は、二日酔いも覚めた私が担当した（笑）
車内で何度か”ありがとう”と口にしようとしたけれど、ダメなものはダメだった。
旦那は私がそう思っていることは充分分かってくれていると、私的に自負している面はある。
けれど、それでも口にしなければ分からない面もあるから、自分の気持ちは口にした方がいいのだろうけれど、付き合って１３年こういうふうにしてきたもんで・・・
苦でもないから、こればかりはどうしようもない。

それなりに、考えさせられる４月３０日だった。