うちの可愛い子達

３月くらいのはなし。

実は、うちのパルやん（おかめインコ）が病気にかかっていた。
病院の先生は、「呼吸器系のものでしょう」と言っていたが、明け方に必ず発作みたいなものをおこすのだ。

「ひーひー」と声を上げて、食べたものを吐き出す。
その様を見て、『この子はもう駄目なんじゃないか････』そう思ったこともあった。

鳥さんは内臓が緻密なだけに、他の生き物さんみたいに治療法がないときもあるそうだ。
それだけに、不安がつのる一方だった。
けれど、しつこく病院の先生に質問したら助かる道はないわけではないという言葉を聞き出せたから、それを信じて育ててきた。


「ちょっ････パルやんっ！！」と、今では元気過ぎて困るくらい悪戯をする。
この子が可愛くて仕方が無い。（勿論、相方のオカやんも可愛いが）

東北に行っている間、私のことを忘れているんじゃないか････と不安に思っていたが、それは杞憂だと確認できたことが嬉しかった。

おふく　「育ったよなぁ」
だんな　「ホンマやね」
そんな人間達の会話を聞きながらキョトンとしているオカやんとパルやんを愛おしく思った。

ほんと、可愛い生き物。
今日も癒され、「おやすみ、明日も元気で」と安眠用のカーテンを下ろした。