ホテルの夜にて思わぬ出来事に感動していた。
『鵜飼ショー（←というのか？）』である。
宿の目の前には長良川があり、「ひょっとしたらひょっとするかも」で鵜飼いショーが見れるかも・・・という期待でいっぱいの所、夜８時前にフロントより内線があり「鵜がでてきましたよー。外を見てみてくださいねー。」というお声がかかった。

（遠目であったが）鵜がいじらしかった。
感動した。

さて二日目。
「岐阜と言えば、やっぱりあそこでしょ」と関が原を訪れた。
今回で３度目。
何がいいのか？と言われても答えようがないが、「いつ行っても飽きない所がいい」というところか。

ここでも思わぬ出来事に感動した。
「今朝、石田陣跡に熊が出没したんだわー。気が立ってるでな、気ぃ付けやー。」と、どこぞのおっちゃんにアドバイスをいただいた。
「熊ですか・・・えへへ」と山々に囲まれた関が原に来たんだという実感が湧き、
感動した。

”石田陣跡の笹山”は立ち入り禁止になっていたのにはちょっとショックであったが、「また来なきゃ」という理由が造れたからこれでよし。
当初、訪れたことのない”小早川陣跡の松尾山”に登る予定であったがサスガに”熊”というワードを耳にすると気が引け「また来なきゃ」、で、妥協した。

予定変更で、黒田・竹中・島津・宇喜田・小西陣跡を訪れた。
何度来てもいいものだ。感動した。

さて、帰りのサービスエリアにて。
またまたのサプライズに、ここでも感動した。

”名古屋コーチン饅頭”である。
外身は実にリアルな鶏の絵をあしらい、中身は実に”ひよこ饅頭”をリアルに再現。
「ってか、パクリちゃうん。これ・・・」
面白過ぎたもんで名古屋に行ったワケではないが、皆へのお土産はこれに決めた。


サプライズだらけの旅行は満足であった。

昨日、帰ってきた。

一日目（日曜）
いざ岐阜城へ！と意気込んで、車を走らせること約３時間。
前の夜は「前夜祭なんじゃー！」とノリに乗り過ぎて飲むだけ飲み、例のごとく酷い二日酔い状態で挑んだ高速。
もう疲れていた。

が、城山の麓に来れば気分は一転。
登山コースは『馬の背コース（所要時間３０分）』『瞑想コース（所要時間６０分）』の２通り。
「勿論、馬の背で！」
コースの入り口にある看板に『幼児・老人は無理です』と注意書きがあったのを気にしつつ歩を進めた。

「何々だここわっ・・・」を何度口にしたことか。
絶壁・・・とまではいかないが、道という道はなく岩のオンパレードで。
登り終え、一息ついたところで筋肉がプルプルしている事に気が着いた。

完璧”運動不足”。
明日（ｏｒ明後日）来るはずの筋肉痛に恐怖した。

城は「今風やな・・・」というのが感想。
石垣はセメントで固定され、城内部は展示ケースで溢れ。
苦労して登ってきた甲斐があったかどうかはさて置き、満足はできた。

帰りは勿論『瞑想コース』。
「いやいやいやいや、瞑想どころの話ちゃうやん」くらいの岩道はあったが朝に比べれば・・・と妥協した。

他、織田・稲葉・斉藤ゆかりの寺院を訪ねた。
大龍寺にて『だるま御籤』というシロモノに出会った。
２００円という良心的な御籤は大吉。気分イイまま、ホテルへと向かった。

途中、癒し光景を目にした。
”只今の気温、－７７℃”
更に気分よく、ホテルへと向かった。